硫黄含浸コンクリート
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E 浸漬含浸方法
浸漬含浸方法は図−2に示す。硫黄が入っている容器を加熱し、硫黄が液体状態になってから、その温度を保つ。
予め110℃加熱乾燥したコンクリートガラを容器に投入し、液体硫黄に30分浸漬した後、引き出す。 含浸したコンクリートガラは含浸再生骨材とし、含浸再生骨材の硫黄含浸率を求める。
A). 吸着含浸方法
吸着含浸方法は図−3に示す。先にコンクリートガラを容器に投入し、コンクリートを110℃まで加熱 乾燥を行なう。
浸漬含浸試験で求めた含浸率によって計算した硫黄量を容器に投入し、硫黄がなくなるまで回転し ながらコンクリートガラに吸着させる。出来上がったコンクリートガラも含浸再生骨材として物理試験を 行なう..
(2).硫黄を利用した再生骨材
コンクリート破砕粒に硫黄を含浸させて再生骨材として利用しようとする実験。
ここでは実験の概略についてのみ述べる。
ほかの研究結果によると、コンクリートガラの粒径が大きくなるにつれて密度が小さくなり、吸水率は大きくなっている2)。従って、今回の骨材硫黄含浸試験の対象とするコンクリーガラの粒径は40〜20mmと20〜5mm二種類とする。含浸方法も浸漬含浸と吸着含浸の二種類とする。
2.樹脂含浸コンクリート(PIC)
樹脂含浸によるコンクリートの高品質を目指し、主に捨て枠として利用する製品及び繊維コンクリート吸音版として応用されて いる。
詳しくはグループ会社 ::マテラス.青梅工業株式会社のHP をご覧ください。
捨型枠の組み立て 生コン投入 型枠補強の取外し
型枠補強の取外し